もうすぐ節分なので、京都の節分祭をまとめてみたヨ!
傘持たずに家を出たら、帰るころにはしとしとと雨ふってました。
おい、雨降るなんて誰か言ってたか?
と恨みごとを思わずぽつり、ぽつりとこぼしながらトボトボと家路に。
なんとなくカレンダーみてたら、早いもので、来週は節分じゃないですか。
豆まいて恵方巻き黙って食うだけだろ?
なんて方、結構いると思うんですよ。
現代では、それも間違っちゃいないかもしれないですけど、実はいろんな神社やお寺で「節分祭」てことでお祭りやってるんですよね。
なんで節分に祭りやってんの?
てなカタい話は抜きにして、ユニークな形で執り行われる京都の節分祭を紹介していきたいと思います。
京都の節分といえば 吉田神社の節分祭
いろんなとこで節分祭やってますけど、京都の節分祭いったことない方なら、ぜひ最もオススメなのが吉田神社の節分祭です。
読書が好きな方であれば、「鴨川ホルモー」の作中で、吉田代替わりの儀が行われることで名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
多くの神社では3日に執り行われますが、吉田神社の節分祭は2日の夜からはじまり、4日にかけて行われます。
50万人の参拝者が訪れるともいわれる、京都きっての節分祭といえるでしょう。
ラブレターの起源?
吉田神社から南へ歩くこと10分ほど。
京阪電車•神宮丸太町駅から歩いて10分ほどの場所にある須賀神社。
ここで行われる節分祭は、他のものとは異なる非常にユニークな形で行われます。
そのスタイルとは…
鬼ではなく、仮面?をかぶった二人組が登場します
須賀神社では、鬼にかわって、懸想文(けそうぶみ)売りとよばれる烏帽子に水干姿を身にまとった人たちが登場します。
この懸想文売り。もともとは限られた人しか文字を書くことができなかった時代、恋心を代わりに書いた文、今でいうラブレターの代わりのようなものを書く商売があったんだとか。
今ではその風習は廃れましたが、節分の日に限って当時を彷彿とさせるような懸想文売りが登場します。
この懸想文、縁結びなどのご利益があるともいわれているそうです。
色とりどりの鬼が出現?!
節分にあらわれる鬼というと、たいていの場合が赤色。
というイメージだと思いますが、廬山寺の節分祭は赤色だけではないんです。
この神社で行われる追儺式鬼法楽は通称「鬼おどり」とも呼ばれ、このお寺を開いた元三大師が鬼を退治した故事にちなんで行われます。
見どころは、色とりどりの鬼に、ユーモラスな鬼のおどり。
赤色、青色、黒色
と三色の鬼が登場する様は圧巻です。
いろいろハシゴするのもオススメ
三つほど書いて、正直疲れてきました…。笑
これだけではなく、まだまだ京都市内ではたくさんの神社、お寺で節分に関連した行事が行われます。
紅葉や桜など、美しい景色を眺めに出かける方が多いですが、節分祭など、その日しかみることのできない行事を見にでかけるのもオススメです。
今年の節分は、いろいろとハシゴして巡ってみてはいかがでしょうか?