府民になりたい県民の徒然だいあろぐ

歴史のこと、奈良のこと、そしてよくお酒と野球のことをぽつぽつとつぶやきます。脈絡もなく、思ったことを書いていきます

【奈良観光】東大寺•春日大社の休憩スポット 奥村記念館が思った以上に便利だった

netgeek.biz

 

数日前に話題になりましたね、NECに就職するのに、街の電気屋さんに就職すると勘違いされて別れたという話。

 

 

これくらいのことも知らないのか、という人もいれば言われてハッとして

NECって日本電気って名前だったの」

 

という方もいるのかもしれませんね…。

さて、ゼネコンなんかでは

 

「○○組」

 

て会社名を頻繁に見かけますが、NEC日本電気とわからなかったように

 

 

えっ、彼氏ってヤ○ザに就職するの

 

っていう話になるなのかもしれません…。

 

 

と、前段はこのあたりで。

今回はそんなゼネコンの「○○組」さんが、ゆかりの深い奈良の地に建てたある施設を紹介します。

 

場所は奈良国立博物館の向かい側

 

 

一見、日本家屋のような佇まい。

玄関だけ見ると、なんか有名レストランやらが入っているかのように見えなくもありません(というか、レストランかと勘違いしました…笑)

 

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 一見、飲食店などが集まっているようにも見えますが…

グッと寄ってみると…

 

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奥村記念館 

 

と書かれたプレートが。

こちら、大阪に本社を置くゼネコンの「奥村組」さんが建てた記念館。

 

 

なぜこの地に建てられたかというと、奈良出身の創業者•奥村太平さんが心落ち着く場所として好んだところを

 

みんなにも見てもらおう!

 

ということで展望フロアとして開放したんです。

(ん〜、なんという太っ腹!!)

 

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こちらが、創業者の奥村太平さんの銅像。

今の香芝市に生まれ、今から100年ほど前に土木建築を請け負う「奥村組」を創設しました。

 

 

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館内を俯瞰した写真がこちら。天井が高く、とても開放的な空間になっています。

まるで都心部の美術館にやってきたかのようなとても近代的なつくり。

 

様々な建物の工事を請け負ってきた奥村組ならではの技術が、ここにも凝縮されています。

 

ちなみに、手前は現代的な造りに、奥に行くほど古の技術が用いられており、時間軸を表現しているのだそうです。

 

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1階は奥村組の誇る技術である免震技術のほか、これまでの取り組みについて紹介をしたフロアに

 

えっ、こんな風にして免震構造ってできてるんだ!

 

というお勉強もできるようになっています。

 

展示フロアだけでなく、館内はゆったりと休んでいただけるようにと椅子が多く設けられているほか、観光案内をしてくれる方も常駐しています。

 

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奈良市内だけでなく、県内各自治体などが発行したチラシやパンフレットもあり、観光案内の情報を集めることもできます。

 

そして、2階にあがると…

若草山東大寺の大仏殿など、奈良の名所を見渡すことができる展望フロアがあります。

 

周辺には多くの観光客が歩いていましたが、まだ穴場としてあまり知られていないのかほとんど人はおらず。

 

ゆったりと眺めることができます。

 

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1階にもどると、お茶のサーバーが。

春日大社東大寺を参拝したあと、ちょっと歩き疲れて乾いたノドを潤してくれるおもてなしもバッチリ整ってます。

 

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これだけ色んなものがつまった奥村記念館。

入館料を取っていてもおかしくないような気がしますが…

 

 

全部無料!

 

お、おおっ、なんという太っ腹!!

 

 

東大寺春日大社周辺はゆったりと座れるスペースが少ないので、ちょっと歩き疲れた時の場所として知っておくと本当に便利だと思います♪

 

奈良へ来たときは、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

 

↓↓詳しくはこちら↓↓

http://www.okumuragumi.co.jp/kinenkan/#02