【保存版】奈良 難読地名一覧
奈良に住んでいると、普通に読めていても実は非常に難しい地名に出くわすもの。
関東と比べると歴史や伝説にちなんだ地名があったりするもので、ふと観光で来ると、音訓読みではどうにもならないものがたくさんあるんですよね。
というわけで、突然奈良に行くことになっても恥ずかしくないよう
奈良の難読地名を紹介して行きたいと思います。
今回紹介するものの他にもたくさんありますが、今回はあくまでもよく出てくる地名で紹介をして行きます。
なんとなく聞いたことがあるので読める地名編
飛鳥
春日
生駒
このあたりは、まだどっかで聞いたことがあるので読めるでしょうか?
答えは
飛鳥=あすか
春日大社=かすがたいしゃ
生駒=いこま
斑鳩=いかるが
「いかるが」は読めない人がいるかもしれませんね。笑
どれも「あぁ、こんなの普通に読めるでしょ。」
と地元に住んでいたら感じるのですが…
「はるひ」なんて言う人もひょっとしたらいるのかも知れませんね。
ウォームアップも済んだところで、ちょっと難易度を上げてみたいと思います。
ちょっと読めなさそうな地名編
率川神社
京終
どうでしょう?
先ほどと比べて難しくなってきたんじゃないでしょうか?
では、答え合わせ。
石上神宮=いそのかみじんぐう
大神神社=おおみわじんじゃ
率川神社=いさがわじんじゃ
京終=きょうばて
と読みます。
京終(きょうばて)は、もともと平城京の南端にあったことから
京の終わり(はて)ということでいつしか「きょうばて」と呼ばれるようになったようです。
ちょっと由来を聞いてみたら、あぁ!なるほど〜
といった感じでしょうか。
ここで終わりと思ったみなさん!
まだまだ難しい地名が奈良にはあるんですよ〜!!
ということで、こちらはどうでしょうか?
まず地元民じゃないと読めないであろう地名編
畝傍
耳成
賀名生
雷
おっ、最後は簡単じゃん!と思った方。
読み方は「かみなり」ではありませんよ(笑)
ということで答え合わせ
畝傍=うねび
平城山=ならやま
耳成=みみなし
多武峰=とうのみね
賀名生=あのう
雷=いかづち
奈良県民であれば、割と普通に読める地名なのですが…
畝傍で「うねび」なんて、その土地にゆかりがあるか何かがないと読めないですよね。笑
ちなみに、平城山は「ならやま」と読みますが、平城では「へいじょう」と読んだりするので、これがまた厄介だったりします…笑
どれも割と登場する地名ですので、1年も奈良に住んでいたり、文化に触れていればほぼ覚えるのでご安心を。笑
地名はその土地のゆかりを示す足跡である
「さくら台」、「けやき台」
なんて古くからの歴史が残る地名がどんどん近代的?な地名に替えられたりしていますが、奈良にはゆかりある地名がたくさん残っています。
難しいな…なんて思った時には、どんな由来があるんだろう?
と探ってみると、実は京終のように奥深いルーツが隠されています。
はじめて奈良に来た時、寺院など観光地を巡るだけでなく
周囲の地名にもぜひ注目してみてください。
いにしえの人の考えや、その地名にまつわる足跡など、きっとワクワクするような発見があるはずですよ!