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府民になりたい県民の徒然だいあろぐ

歴史のこと、奈良のこと、そしてよくお酒と野球のことをぽつぽつとつぶやきます。脈絡もなく、思ったことを書いていきます

古都の夜空を彩る焚火  若草山の山焼きを平城宮跡から鑑賞してみてわかったこと

100年に一度の寒波襲来。

 
 
なんて言われて、雪降るんじゃないかと思ったら奈良には寒さだけがやってきました。
 
 
10分ほど歩いただけでかじかむ手。
スマホなんかいじろうもんなら、手が引きちぎれてしまうんじゃないかと思うくらいの寒さでした。
 
 
ちょっとでも雪が降れば、気持ちだけでも温かくなれるのに。
と思わず恨み節…。
 
 
は~る~よ~ と~きはるよ~♪
 
 
なんて歌ったって、一向に春なんてやってきやしません。
 
 
さて、冬は各地イベントが少ないんですが、実は奈良って冬に見応えのあるイベントが多いんですよね
 
 
そのひとつが、若草山の山焼き」
 
 
ちょっと前までは成人の日に行われていましたが、近年は1月の第4土曜日に行われています。
 
 
東大寺春日大社の背後にそびえる若草山に夜空の下、炎が焚かれるので
それはそれはダイナミックでして。
 
 
京都で毎年8月16日に行われる五山の送り火と似てますが、より広範囲に火が焚かれる光景はまた違った美しさがあります。
 
 
そして、もうひとつこの山焼きにおいて特筆すべきことは
 
 
冬なのに花火があがる
 
 
中国の旧正月のようにド派手にはあがりゃしませんが、 奈良の街から色とりどりの美しい花火を眺めることができます。
 
 
ちなみにこの若草山の山焼き。メジャーな鑑賞スポットがいくつかあるのですが
 
今回はランドマークを入れながら写真を撮ってみようと思い、奈良県民の憩いの場?
平城宮跡で鑑賞することにしました。
 
 
平城宮跡ってどんなとこ?という方は過去に紹介をいたしましたので、もしよければこちらをご覧ください。
 
 
もう2016年の山焼きは終わってしまいましたが、この山焼きがどんなものなのかということ、そして来年行くみなさんのために
 
平城宮跡から見るとどんな感じに見えるのか
備忘録的な意味もこめてご紹介していきたいと思います。
 

アクセス

今回鑑賞した平城宮跡

朱雀門の西側で場所取りを行いました。

 

下記の地図で、赤い線を引いたあたりが鑑賞スポットです。

f:id:lefty14kim:20160125195121p:plain

 

近鉄電車だと大和西大寺駅から南東へ歩いて20分ほど。

車だと、地図下の阪奈道路から駐車場に向かうことができるので結構アクセスも便利だったりします。

 

早めの準備が肝心?

ちなみに、この山焼き。18時15分に花火が打ち上げられ、花火が終わるとともに山々に火が付けられていきます。(所要時間は45分程度でしょうか)

 
 
今回、気持ち早めに17時前くらいについてカメラを構えます。
 
f:id:lefty14kim:20160125200237j:image
 
こちらが夕暮れ前の朱雀門奈良市街。
奥に見える、薄緑色のはげた部分が山焼きされる部分です。 
 
 
これでもまぁまぁな写真を撮ることはできると思っていますが、本当にいい場所は軒並みカメラマンさんたちが場所を確保していました。笑
 
 
ウワサなどで、午前中から場所取りが始まっているようです。
カメラマンさんの根性、恐るべし…
 
 
といっても、ミリ単位で構図にこだわるのならともかく
 
 
趣味感覚で撮れればいいや
 
 
っていう程度のホビーカメラマンさんであれば、十分この時間でもいいのかなというのが実際に行ってみた感想であったりもします。
 
ですので
 
 
ガッツリ準備をしていい写真を撮りたい⇒早い時間に場所取り
まぁ、そこそこでいいや       ⇒1時間ほど前に場所取り
 
 
っていう感じで十分いいんじゃないかという実感です。
 
 

ひたすら、その時を待つ

とにかく、18時15分を待ちます。
時間が迫るにつれ、だんだんと暗くなり、寒さも厳しさを増していきます。
 
 
ただじっと待つことになるので、吹きすさぶ風や冷気で、体温が徐々に奪われていきます。それをただ耐えて、耐えて、耐える。
 
 
なんでこんな寒いなかじっとしてんだよ
 
 
てな感じで怒りたくもなってきますので、見に行く際は防寒対策をしっかりしてから行くのを強くお勧めします。笑
 
 
また、足先から冷えてくるので足裏にカイロを付けたり、パッチをはいたりするといった対策は効果的でしょう。
 
 

そして、その時がやってきた

寒さに心が折れそうになりながら、18時15分。
その時はやってきました。
 
 
山の向こうから山焼きの始まりを告げる花火。

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夏に行われる花火大会のように
 
 
「ドドドドーン」
 
という迫力はありませんが、美しい花火が数百発、約15分ほど打ち上げられます。
 
 
終盤にはバリエーション豊かな花火が立て続けに打ち上げられ、その美しさも最高潮に。
 

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花火大会としても、楽しめるような気がします。
 
 
そして花火が打ち終わると、山がだんだんと紅く染まりはじめます。

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望遠レンズで焼け具合を撮ってみると、こんな感じ
 

f:id:lefty14kim:20160125200308j:plain

 
もっと、燃えるんじゃないか…
と思ったら雨の影響で例年になく燃え具合がよくなかったようです。
 
 
山全体の2割程度しか燃えなかったとのことで、残りは日を改めて職員の方たちが燃やすようです。(これは予想外でした)
 
 
正直ちょっぴり拍子抜けもしましたが、これだけの大きな山が燃やされる姿は実際に見てみるとそのスケールに驚くのではないかと思います。
 

で、平城宮跡から見るのはどうなの?

最後にこれです。
平城宮跡から見るのってどうなの?ってな話に触れたいと思います。
 
いいと思う点、他の場所と比べると見劣りする点を列挙していきたいと思います。
 
いいと思う点
  • 写真を撮る方(特に、景色を入れた構図で撮る方)には非常にいい写真が撮れる
  • 直前に行っても比較的ゆったりとみることができる
  • 生駒山など、他の遠いスポットと比べてわりと大きく山が見える
  • 奈良市内は交通規制がかかるが、駐車場に停めることができ、車でのアクセスがよい

 

見劣りする点

  • 近くに風よけがないので、寒い
  • 興福寺など至近の場所と比べると、ダイナミックに山が燃える様を感じづらい
  • 露店などがないので祭り感を味わいにくい
 
といったところでしょうか。
いろんな場所を比較して場所を決めると思いますが、私の結論としては
 
  • 混雑しているところではなく、ゆったりと鑑賞したい
  • 車で鑑賞したい

 

という方には、非常にアクセスもよく、混雑もあまりひどくないという点でオススメのスポットだと思います。

 

来年鑑賞を検討される方は、このエントリーを参考にしてもらえたら幸いです。

では、寒さが厳しいので風邪などひかないように気をつけてくださいね。