【祝•国宝指定】京都•石清水八幡宮を解説してみる
自宅でのんびりしていたら、ネットニュースからこんな記事が
これには驚きました(゚○゚)!
思わず、おぉっと声を上げてしまいました。笑
社殿や造りなど国宝に指定されてもおかしくないくらい立派なのですが、なんせ京都市内の中心部からかなり離れているんですから…笑
石清水八幡宮ってご存知ですか?
と聞いても、多分知っているのは京阪沿線の方くらいでしょう、割と本気で。笑
と、前置きが長くなりましたが、ならを紹介するならまっぷの管理人(とはいえ京都検定は2級持っています)が、石清水八幡宮のみどころを簡単に紹介していきたいと思います。
■歴史
できたのは9世紀頃。大分県にある宇佐八幡宮の神様をお招きする形で創建されました。この時に神託(神のお言葉)を受けたのが、奈良の大安寺の僧•行教だったとか。
こんなところにも、奈良との関わりがあったりします。
さて、みなさんは「鬼門」という言葉を聞いたことがありますか?
スポーツではよく、相性の悪いチームや競技場を「鬼門○○」と呼びますが、本来の意味は鬼が出入りする方角という意味。
この方角(北東なのですが)が不吉な方角とされ、昔はここを守ることにより安全などがもたらされると考えられていました。
さて、石清水八幡宮は平安京の南西に位置し、鬼門の反対、「裏鬼門」を守るお社として、国家からの篤い崇敬を受けます。
実は、伊勢神宮の次に神社としての高い格式を誇る神社だったこともあるんです。
(これなのに今まで国宝ではなかったのも不思議ですよね^^;)
■みどころ
京都市内の中心部から電車で20分ほど。そこからケーブルカーに乗って行くことのできる石清水八幡宮。
みどころは結構たくさんあるんですが、ならまっぷの管理人がオススメするみどころはこんな感じです。
①国宝に指定されることとなった社殿
②ケーブルカーとお守り
③エジソンとの関わり
です。順に説明して行きたいと思います
①国宝に指定されることとなった社殿
なんといってもこの社殿抜きには、石清水八幡宮を語ることができないでしょう。
現在のお社は江戸時代の初期に建てられたのですが、建てたのは
江戸時代の初期からず〜っと、今の社殿が残されています。
この社殿に関する豆知識をひとつご紹介。
写真の社殿、ちょっと斜めを向いていますが、これにはある理由が。
まっすぐにすると、行く時はいいのですが帰るとき、神様にお尻を向けてしまうことになりますよね…
そうならないように、社殿が正面にならないように作られたんだそうです。
社殿の内部には、あの日光東照宮の眠り猫を作ったといわれる左 甚五郎作の目貫の猿などの文化財も。(非公開文化財特別公開の時期などに見ることができます)
②ケーブルカーとお守り
石清水八幡宮ですが、男山という山の上に社殿が建てられています。
(全国にたくさん「男山」という地名があるかと思いますが、「男のように力強く険しい山」という意味なのだそうです。)
ここに行くのに便利なのが、ケーブルカー。
こんな感じのケーブルカーに乗って山頂へ向かうことができます
このケーブルカー、京阪の旧塗装なんですよね(笑)
わかる人は分かる話です。笑
そして、この車内にお守りがあるのですが…
もちろん?!石清水八幡宮のお守りが架けられているんです。
これ、京阪電車の車両では実はここだけ。
他の車両は、実は成田山のお守りなんですよね(笑)
そんなところにも注目しながら行ってみると、面白いかもしれません。
③エジソンとの関わり
最後、石清水八幡宮といえば、実はあのエジソンの白熱電球と深い関わりがあるんです
それは、白熱電球に使われたフィラメント
電気を通すため、固くしなやかな素材を探すこと何千種類におよんだそう
そのなかで、最終的にエジソンが採用したのが男山の竹だったんだとか。
境内にはエジソンの記念碑もあるんですよ☆
ここまで、みどころを書いて来たのですが
なんで奈良観光サイト ならまっぷの管理人が京都の石清水八幡宮をがっつり紹介したのかというと…
もともと、石清水八幡宮は奈良にあったんだそうです
今度は、奈良にあったといわれる石清水八幡宮のルーツに迫ってみたいと思います。
それでは!