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府民になりたい県民の徒然だいあろぐ

歴史のこと、奈良のこと、そしてよくお酒と野球のことをぽつぽつとつぶやきます。脈絡もなく、思ったことを書いていきます

梅野が捕手として出る間、阪神は優勝できないと思う 捕手防御率と勝率から考察する

1月ももう残すところあとわずか。

いよいよキャンプイン、野球好きの人間にとってはもう一度お正月がやってきたかのような気分です。

 

球春到来!ということで野球の話題を。

自分が小さい頃、現役バリバリだったプレーヤーが軒並み監督になってしまった今年のセ・リーグ
 
 
年とったな
 
 
という実感を例年以上に感じるわけですが、そんななかで、鉄人・金本が監督として就任したタイガースのことについて今回は書いていきたいと思います。
 
 
東北福祉大学時代の先輩・後輩の間柄でもある矢野や、片岡、今岡など10年前のV戦士、そして掛布などワクワクさせる布陣となったタイガースのコーチ陣。
 

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強い時代を築き上げたメンバーも揃い
 
 
あれ、優勝いけんちゃう?
 
 
てな、ユーフォリックな気持ちになっているかもしれませんが(関係なく毎年こうな方もいるかもしれませんね。笑)
 
 
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こんな熱血漢ですから、これまでのぬるま湯体質が変わっていき、戦う集団になっていくかとは思います。
 
 
そんななかで、期待されているのがこれまで以上の若手の台頭。
江越、横田、高山とそんなに出てもいない選手への期待は日に日にますばかり。
 
 
そんな若手のひとりが、3年目を迎える(まだ阪神では若手でいいですよね)梅野
 

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ルーキーながら7本塁打を放つなど、長打力には定評のある選手です。
 
 
 3年目を迎え、ますますの活躍が期待されるところではありますが
 
 
梅野が守るなら、阪神の優勝は厳しい
 
 
のではないかと考えています。
開幕前に、縁起の悪いこというなや、という話ですがデータとともに客観的に説明していきたいと思います。
 
 

跳ね上がる捕手防御率

梅野が守るなら、阪神の優勝は厳しいと考える一つ目の理由は捕手防御率の高さです。
ちなみに、捕手防御率とは文字通り、キャッチャーがマスクをかぶった際の防御率のことで普段目にする投手の防御率の捕手版です。
 
昨年のタイガースの捕手別の防御率から触れていきたいと思います。
 
選手名防御率
鶴岡 一成 3.04
藤井 彰人 3.06
梅野 隆太郎 3.69

 

なお、このデータは先発投手の防御率なので、安藤・福原ら中継ぎ陣のデータは含まれていません。

 

鶴岡・藤井が3点台前半に終始しているのに対して、梅野だけ3.69と0.6点以上防御率が悪くなっていることが見て取れます。

 

鶴岡、藤井と二人ともベテランであり、リードに磨きがかかってきていることを差し置いても、これだけ顕著に差が出てしまうと勝てる試合も落としてしまうというのは容易に想像がつくことでしょう。

 

では、この防御率の違いがなぜ生まれてしまうのか、捕手別のデータをさらに分析することで説明していきたいと思います。

 

三振の奪えないリード

梅野ではなぜ阪神は勝てないのか。

その原因として、データから浮き出たのは

 

三振を奪えないリード

 

にあるのではないかと考えます。

 

さきほどの捕手別の防御率に続いて、捕手別の奪三振率をみていきましょう

 

選手名奪三振
鶴岡 一成 8.25
藤井 彰人 8.00
梅野 隆太郎 6.77

 

さきほどの防御率同様、梅野が他2捕手を下回る結果となりました。

特に顕著だったのは、藤浪の登板時。

 

梅野が7.81だったのに対し、鶴岡は10.69と一試合あたりの奪三振率に3近い差が。

この数字からうかがえるのは、梅野が三振を取るリードができないというだけでなく

 

勝負を急ぎ、リードが単調である

 

緩急・高低をうまく使えていない

 

ということが推測できるかと思います。

あくまでもデータに基づいた結果なので、実際に上にあげた問題点が実際どうなのかはどこかにおいて話を進めていきたいと思います。笑

 

圧倒的に低い勝率

梅野が捕手として出る間、優勝できないと思う最大の理由。

それは他の捕手を凌駕する圧倒的に低い勝率です。

 

先ほどと同様、3捕手の勝率を比べてみたいと思います。

 

選手名勝率
鶴岡 一成 23 15 .605
藤井 彰人 17 23 .425
梅野 隆太郎 8 17 .320

 

これは結構捕手ごとにばらついてきましたね。

この数字だけパッと見ると

 

鶴岡が毎試合マスク被れば阪神優勝や!

 

と思ったかもしれませんが、背景には藤浪登板時に13勝3敗と大きく勝ち越していることもあって、6割を超える勝率をたたき出しています。

ですので、鶴岡がマスクをかぶればすなわち阪神優勝!なのかどうかはわかりません。笑

 

藤浪の分入れたらそら鶴岡の数字上がるわ

 

と思ったかもしれませんが、梅野がマスクをかぶった場合の藤浪の勝率は1勝4敗

鶴岡は藤浪の良さを引き出せますが、梅野では藤浪をうまく使えないのかもしれません。

 

ちょっと話が横道にそれましたが、梅野がマスクをかぶった場合の勝率が他の捕手と比べて著しく低いという結果が出てきました。

 

もし、鶴岡、藤井が不在で全試合マスクをかぶったと仮定すると、だいたい年間90敗ペースに。

 

どれくらいヤバいかというと

 

どうしたんだ佐伯!何のための前進守備だー!

www.youtube.com

 

水差し野郎!(あっ、そういえば今は阪神で活躍してましたね…)

www.youtube.com

 

など、様々な伝説を残した

 

横浜の親会社がTBSだった時代よりも低くなる

 

レベルになってしまいかねないということです。

(ちなみに、この時でも勝率は.324と梅野が全試合出場したと仮定した時より高くなっています)

 

さすがにここまでの勝率を達成するには、他の選手の腐敗もないと成し遂げられない数字だと思うのでないとは思いますが…。

 

いずれにしても、梅野が捕手として出ていると「優勝」の2文字ははるか彼方へと行ってしまうのではないかと思われます。

 

捕手の仕事はやはり、「勝つ」ことである

1年目から活躍し、そしてキャッチャーというポジション。

そんな選手だけに、今後キャッチャーとして育成していくのはロマンのある話だと思います。

 

思い切りのいいスイング、そして長打力。

それに守備が加われば、古田、城島以来のスーパーキャッチャーに…

 

という夢もまだ捨てる年齢ではないのかもしれません。

ですが、この勝率を踏まえると

 

捕手としては正直厳しい

 

私にはそんな風に思えて仕方ありません。

ライバル球団・巨人の小林誠司

 

「キャッチャーには正解がない、あるとすれば勝つこと」

 

といっていましたが、やはりキャッチャーの仕事は勝つこと。

そういう意味では、2015年の成績では捕手としては失格の烙印を押されても仕方ないような気がします

 

チームの将来、彼の将来を考えるとキャッチャーとしてではなく、打力を活かして捕手以外のポジションで出場する。

そうすれば、今よりも守備の負担が減るので打率なども上がることでしょう。

 

もし、チームを本気で強くしたいのなら、梅野以外の勝てる捕手を育てることが、チーム改革の近道のような気がしてなりません。