マイナー契約、メジャー契約の違いとは? −メジャーリーグの契約について
メジャーは、本当に狭き門!
2つのロースター制度
更に厳しいマイナー契約
メジャー契約を交わすことができるのは、1チームに40人しかいない。
これだけで、何となくアメリカでの野球がいかに厳しいものなのか、おわかりいただけたのではないかと思います。
では、今回の3選手のように、現段階でメジャー契約を勝ち取ることができずマイナー契約になった場合、どのようになるのかということについて触れて行きたいと思います。
このピラミッドは、MLBのカテゴリーを示したものです。
一番上にあるのが、ご存知メジャーリーグ。
その下にトリプルA、ダブルA…とレベルや年齢に応じて様々なカテゴリーに振り分けられて行きます。
マイナー契約を交わした選手は、まずキャンプの段階で
メジャーに上がるレベルがあるかどうか
というふるいにかけられます。
日本のプロ野球でいうと、入団する資質があるかを試す入団テストのようなものでしょうか…。
この時点では、40人のロースターは30〜35人ほど埋まっており、メジャー契約を懸けて、残りの数少ない枠を奪い抜く
この少ない枠を懸けた戦い。
アメリカだけでなく、中南米など世界各国から集うプレーヤーたちとの競争。
この枠に入るかどうかという選手が日本に来て、中にはタイトルを取る人もいます。
それくらい、レベルの高い競争となるわけです。
今回マイナー契約を交わしたクラスの選手であれば、日本でのキャンプは調整のようなもの。
ですが、彼らにとって今回のキャンプは
死闘
となるわけです。
ここを勝ち抜けば、念願のメジャーリーガーに。
もし結果が伴わなければ開幕後はマイナーリーグで、メジャーへの数少ない椅子を掴み取るためにプレーすることとなります。
厳しいが、可能性はゼロではない
清原よ、なぜクスリに手を染め、逮捕されるのか…。悲しさから、彼の凄さを今、あえて伝える
疑惑はあったとはいえ、未だに動揺しまくってます…
なんたって、小さい頃、それも野球を見はじめた頃のスターですから。
僕が野球を見はじめた頃、野球選手といえばライオンズブルーに身をまとった背番号3だった感じすらするくらいですから。(もしくは海の向こうで活躍していた、野茂英雄だったかもしれません)
なぜ、クスリに手を染めてしまったのか。
ただただ、残念でなりません。
覚せい剤で逮捕されてしまった話題で持ち切りですが、ここでは清原和博という男がどれだけ凄かったのか、振り返ってみたいと思います。
「番長」の渾名とは裏腹なチームプレーに徹していた西武時代
巨人移籍後「番長」という渾名が付けられ、豪快なホームランが求められていた清原。
だんじりの街、岸和田出身ということもあってその打撃だけでなく、私生活でも「豪快」な印象は一層増幅して表現されたことでしょう。
彼自身、その周囲からの印象という目には見えない重圧と戦いつつ、「豪快」なキャラクターを演じていたところがあったのかもしれません。
「番長」と呼ばれた清原。ですが、西武時代のスタッツを紐解くと彼がいかに自己犠牲に徹し、勝利のためにプレーしていたかということが見て取れます。
と、ここで西武時代の成績を見てみましょう
※所属球団が、最終所属のオリックスで表示されています
無冠の帝王
甲子園の成績からすると、こんなもんか
など言われたりもしていましたが、特筆すべき点は
毎年100近い四死球を稼いでいた
という点です。
当時は絶対的な4番。
「俺が決めたる」などといった気持ちもあったとは思いますが、四死球を稼げたのはボールを良く見極め、塁に出ることで勝利を追求したため。
という見方ができるのではないかと思います。
ちなみに、西武に在籍した11年間で、最多四球に輝いたのは4度。
打撃3タイトルとは無縁でしたが、「目に見えない」部分での輝きは清原がいかに己を捨て、チームの規律に従ってプレーしていたからこそ、この結果につながったといえるでしょう。
歯車が狂いはじめた、巨人移籍
そんな彼の歯車が狂い始めた序章は巨人への移籍だったのかもしれません。
それまで2割7〜8分前後で推移していた打率が、巨人へ移籍する2年ほど前から2割5分前後へと低下しはじめただけでなく、三振数も増加するなどやや陰りが見えはじめた彼の打撃。
(それでも、本塁打数は毎年25本以上打っていました…スゴイ)
それでも、ドラフトでフラれ、10年越しの恋を実らせ、やってきた新天地•巨人。
ファンからももの凄い期待を背負い、移籍した巨人。
期待はずれのような扱われ方をされ、ものすごい批判を浴びることとなりましたが、果たして実際のところどうだったのか成績から見て行きたいと思います。
三振は152と非常に増えた(これが印象の悪さを増幅させたのかもしれません)ものの、その他の成績はほぼ、いや全くと言っていいほど変わっていないのです。
当時は打撃の3タイトル(打率•本塁打数•打点)、チャンスで打つか打たないかという感覚的な尺度のみで評価されると言ってもいい時代。
OPSという考え方や、セイバーメトリクス的な高度な分析が日本の野球界に浸透する前でしたから
「なんだ、打たねーなこいつ」
という評価へとつながってしまったのは、非常に不運なような気がします。
もし、今の時代に移籍していれば…。
きっと勝利への貢献度など、様々な尺度から彼の活躍が評価されるようになり、今回のようにクスリに手を染めるような悲劇も起こっていなかったかも知れません。
(それとこれとは別の話かもしれませんが)
全ては、周囲の高い理想に応えられない「焦り」だったのではないか
移籍3年目の1999年。
手首の亀裂骨折、膝の靭帯の負傷(断裂していたともいわれています)によって、入団1年目から続いていたシーズン20本塁打が途切れた清原。
まさに「背水の陣」となったこの年のオフ、自分自身の身体に大改革を施します。そう
肉 体 改 造
です。これが後々の彼の成績を落とすことにつながった、という見方もありますが、私自信は肉体改造よりも
膝の完治を優先できなかった焦り
にあるのではないかと見ています。
身体を大きくしたことにより、巨人移籍直後と比べて長打率が向上。
特に、本塁打率は年間フルに打席に立てば40本は打てるレベルのものでした。
一方で、膝の負傷以後、規定打席に達することができたのは2001年のみ。
ここには、膝を治すことができなかったことが大きく影響していたのではないでしょうか。
ケガがちになってしまったことによる焦り。
毎年のようにやってくる清原の後釜。
FAによる補強全盛期だった巨人のなかで、活躍しなければならない重圧。
その焦りが、清原自身の歯車を狂わせてしまった気がしてなりません。
もっとも、彼自身は人間関係のいざこざはあったことは認めているものの、移籍を後悔していないようですが…
いつの日か、戻って来れるのか?
現役時代の黒い噂など、何もなければ指導者への道に進めたことは間違いないでしょう。
ただでさえ厳しかった指導者への道。
今回、逮捕されてしまったために、この道もほぼ完全に閉ざされてしまった。
ですが、江夏豊のようにテレビなどでは時折見ることができるのかもしれません。
汚れきってしまった、かつてのスター
いつの日か、こんな形で
あぁ、清原よ。我々が見たいのは、薬に溺れる姿ではなく、まだ16歳の頃、甲子園を「清原のためにあるのか」と言わしめたあの夏の輝き。
黄金期の西武に入団し、強い西武の主軸を担った20代の頃。
しなやかな身体から繰り出される、美しい放物線で魅了する清原
盟友・佐々木主浩の引退試合で、わがことのように悲しみ、涙する姿
「最後の花道を用意した」と今は亡き仰木監督に請われ、やってきた大阪の地。
引退の試合で、夢終えた高校球児のように、涙を見せる姿
「帰って来たで」
と戻って来てくれることを信じて…
梅野が捕手として出る間、阪神は優勝できないと思う 捕手防御率と勝率から考察する
1月ももう残すところあとわずか。
いよいよキャンプイン、野球好きの人間にとってはもう一度お正月がやってきたかのような気分です。
球春到来!ということで野球の話題を。
跳ね上がる捕手防御率
選手名 | 防御率 |
---|---|
鶴岡 一成 | 3.04 |
藤井 彰人 | 3.06 |
梅野 隆太郎 | 3.69 |
なお、このデータは先発投手の防御率なので、安藤・福原ら中継ぎ陣のデータは含まれていません。
鶴岡・藤井が3点台前半に終始しているのに対して、梅野だけ3.69と0.6点以上防御率が悪くなっていることが見て取れます。
鶴岡、藤井と二人ともベテランであり、リードに磨きがかかってきていることを差し置いても、これだけ顕著に差が出てしまうと勝てる試合も落としてしまうというのは容易に想像がつくことでしょう。
では、この防御率の違いがなぜ生まれてしまうのか、捕手別のデータをさらに分析することで説明していきたいと思います。
三振の奪えないリード
梅野ではなぜ阪神は勝てないのか。
その原因として、データから浮き出たのは
三振を奪えないリード
にあるのではないかと考えます。
さきほどの捕手別の防御率に続いて、捕手別の奪三振率をみていきましょう
選手名 | 奪三振率 |
---|---|
鶴岡 一成 | 8.25 |
藤井 彰人 | 8.00 |
梅野 隆太郎 | 6.77 |
さきほどの防御率同様、梅野が他2捕手を下回る結果となりました。
特に顕著だったのは、藤浪の登板時。
梅野が7.81だったのに対し、鶴岡は10.69と一試合あたりの奪三振率に3近い差が。
この数字からうかがえるのは、梅野が三振を取るリードができないというだけでなく
勝負を急ぎ、リードが単調である
緩急・高低をうまく使えていない
ということが推測できるかと思います。
あくまでもデータに基づいた結果なので、実際に上にあげた問題点が実際どうなのかはどこかにおいて話を進めていきたいと思います。笑
圧倒的に低い勝率
梅野が捕手として出る間、優勝できないと思う最大の理由。
それは他の捕手を凌駕する圧倒的に低い勝率です。
先ほどと同様、3捕手の勝率を比べてみたいと思います。
選手名 | 勝 | 負 | 勝率 |
---|---|---|---|
鶴岡 一成 | 23 | 15 | .605 |
藤井 彰人 | 17 | 23 | .425 |
梅野 隆太郎 | 8 | 17 | .320 |
これは結構捕手ごとにばらついてきましたね。
この数字だけパッと見ると
鶴岡が毎試合マスク被れば阪神優勝や!
と思ったかもしれませんが、背景には藤浪登板時に13勝3敗と大きく勝ち越していることもあって、6割を超える勝率をたたき出しています。
ですので、鶴岡がマスクをかぶればすなわち阪神優勝!なのかどうかはわかりません。笑
藤浪の分入れたらそら鶴岡の数字上がるわ
と思ったかもしれませんが、梅野がマスクをかぶった場合の藤浪の勝率は1勝4敗。
鶴岡は藤浪の良さを引き出せますが、梅野では藤浪をうまく使えないのかもしれません。
ちょっと話が横道にそれましたが、梅野がマスクをかぶった場合の勝率が他の捕手と比べて著しく低いという結果が出てきました。
もし、鶴岡、藤井が不在で全試合マスクをかぶったと仮定すると、だいたい年間90敗ペースに。
どれくらいヤバいかというと
どうしたんだ佐伯!何のための前進守備だー!
水差し野郎!(あっ、そういえば今は阪神で活躍してましたね…)
など、様々な伝説を残した
横浜の親会社がTBSだった時代よりも低くなる
レベルになってしまいかねないということです。
(ちなみに、この時でも勝率は.324と梅野が全試合出場したと仮定した時より高くなっています)
さすがにここまでの勝率を達成するには、他の選手の腐敗もないと成し遂げられない数字だと思うのでないとは思いますが…。
いずれにしても、梅野が捕手として出ていると「優勝」の2文字ははるか彼方へと行ってしまうのではないかと思われます。
捕手の仕事はやはり、「勝つ」ことである
1年目から活躍し、そしてキャッチャーというポジション。
そんな選手だけに、今後キャッチャーとして育成していくのはロマンのある話だと思います。
思い切りのいいスイング、そして長打力。
それに守備が加われば、古田、城島以来のスーパーキャッチャーに…
という夢もまだ捨てる年齢ではないのかもしれません。
ですが、この勝率を踏まえると
捕手としては正直厳しい
私にはそんな風に思えて仕方ありません。
ライバル球団・巨人の小林誠司が
「キャッチャーには正解がない、あるとすれば勝つこと」
といっていましたが、やはりキャッチャーの仕事は勝つこと。
そういう意味では、2015年の成績では捕手としては失格の烙印を押されても仕方ないような気がします
チームの将来、彼の将来を考えるとキャッチャーとしてではなく、打力を活かして捕手以外のポジションで出場する。
そうすれば、今よりも守備の負担が減るので打率なども上がることでしょう。
もし、チームを本気で強くしたいのなら、梅野以外の勝てる捕手を育てることが、チーム改革の近道のような気がしてなりません。
もうすぐ節分なので、京都の節分祭をまとめてみたヨ!
傘持たずに家を出たら、帰るころにはしとしとと雨ふってました。
おい、雨降るなんて誰か言ってたか?
と恨みごとを思わずぽつり、ぽつりとこぼしながらトボトボと家路に。
なんとなくカレンダーみてたら、早いもので、来週は節分じゃないですか。
豆まいて恵方巻き黙って食うだけだろ?
なんて方、結構いると思うんですよ。
現代では、それも間違っちゃいないかもしれないですけど、実はいろんな神社やお寺で「節分祭」てことでお祭りやってるんですよね。
なんで節分に祭りやってんの?
てなカタい話は抜きにして、ユニークな形で執り行われる京都の節分祭を紹介していきたいと思います。
京都の節分といえば 吉田神社の節分祭
いろんなとこで節分祭やってますけど、京都の節分祭いったことない方なら、ぜひ最もオススメなのが吉田神社の節分祭です。
読書が好きな方であれば、「鴨川ホルモー」の作中で、吉田代替わりの儀が行われることで名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
多くの神社では3日に執り行われますが、吉田神社の節分祭は2日の夜からはじまり、4日にかけて行われます。
50万人の参拝者が訪れるともいわれる、京都きっての節分祭といえるでしょう。
ラブレターの起源?
吉田神社から南へ歩くこと10分ほど。
京阪電車•神宮丸太町駅から歩いて10分ほどの場所にある須賀神社。
ここで行われる節分祭は、他のものとは異なる非常にユニークな形で行われます。
そのスタイルとは…
鬼ではなく、仮面?をかぶった二人組が登場します
須賀神社では、鬼にかわって、懸想文(けそうぶみ)売りとよばれる烏帽子に水干姿を身にまとった人たちが登場します。
この懸想文売り。もともとは限られた人しか文字を書くことができなかった時代、恋心を代わりに書いた文、今でいうラブレターの代わりのようなものを書く商売があったんだとか。
今ではその風習は廃れましたが、節分の日に限って当時を彷彿とさせるような懸想文売りが登場します。
この懸想文、縁結びなどのご利益があるともいわれているそうです。
色とりどりの鬼が出現?!
節分にあらわれる鬼というと、たいていの場合が赤色。
というイメージだと思いますが、廬山寺の節分祭は赤色だけではないんです。
この神社で行われる追儺式鬼法楽は通称「鬼おどり」とも呼ばれ、このお寺を開いた元三大師が鬼を退治した故事にちなんで行われます。
見どころは、色とりどりの鬼に、ユーモラスな鬼のおどり。
赤色、青色、黒色
と三色の鬼が登場する様は圧巻です。
いろいろハシゴするのもオススメ
三つほど書いて、正直疲れてきました…。笑
これだけではなく、まだまだ京都市内ではたくさんの神社、お寺で節分に関連した行事が行われます。
紅葉や桜など、美しい景色を眺めに出かける方が多いですが、節分祭など、その日しかみることのできない行事を見にでかけるのもオススメです。
今年の節分は、いろいろとハシゴして巡ってみてはいかがでしょうか?
古都の夜空を彩る焚火 若草山の山焼きを平城宮跡から鑑賞してみてわかったこと
100年に一度の寒波襲来。
アクセス
今回鑑賞した平城宮跡。
朱雀門の西側で場所取りを行いました。
下記の地図で、赤い線を引いたあたりが鑑賞スポットです。
車だと、地図下の阪奈道路から駐車場に向かうことができるので結構アクセスも便利だったりします。
早めの準備が肝心?
ちなみに、この山焼き。18時15分に花火が打ち上げられ、花火が終わるとともに山々に火が付けられていきます。(所要時間は45分程度でしょうか)
ひたすら、その時を待つ
そして、その時がやってきた
で、平城宮跡から見るのはどうなの?
- 混雑しているところではなく、ゆったりと鑑賞したい
- 車で鑑賞したい
という方には、非常にアクセスもよく、混雑もあまりひどくないという点でオススメのスポットだと思います。
来年鑑賞を検討される方は、このエントリーを参考にしてもらえたら幸いです。
では、寒さが厳しいので風邪などひかないように気をつけてくださいね。
オリックス 安達了一の潰瘍性大腸炎の報道の裏で、あることが忘れ去られていることに気がついた
キャンプインを前に、すごい心配なニュースが
う〜ん、京セラで見ていたらファンではないですが、派手さはないものの
さすが大卒社会人といった感じのいい守備してるな〜と思っていたんですがね
パリーグのショートストップには、華麗なプレーを見せる今宮健太がいるので、あまり目立たないんですがね
蝶のように舞い、蜂のように刺す
そんな松井稼頭央と対照的に
「なんでこれがアウトになるんだ」
と後からジワジワとその凄さを実感するタイプのプレーヤー
とにかく、安易に飛ばない、ダイブしない
飛ばずに、捕る。そして送球がそこそこ正確
派手じゃないんですけど、シンプルに上手なんですよね。
といっても、誰だこの人?ってな人がほとんどだと思うので客観的なデータをひとつ出してみたいと思います。
まず、今シーズンの彼の守備。
捕殺数を基に、他チームの代表的な遊撃手と比べてみたいと思います
安達了一 143試合 434捕殺
今宮健太 141試合 382捕殺
鳥谷敬 143試合 380捕殺
ちなみに、パ・リーグ最多はファイターズ中島の450捕殺で、安達はリーグ二位の捕殺数でした。
二番手だとしても、今宮の華麗さの陰で目立ってないとしても、ホントいい守備してると思うんですよ
もっと見たいという方はこちらをどうぞ
http://tv.pacificleague.jp/vod/smp/topics/Best_Scene/9979
続いて攻撃面。
もし安達がホークスにいてたら、どれだけ無双していたんだろう。
そう思うくらい、パ・リーグでトップクラスのクオリティを誇るショートストップなわけです。
と、安達了一を知らない人でももし離脱しようものなら、どうなるのか
どれだけ痛手となるのかはなんとなくわかっていただけたんじゃないかと思います
というところで、そろそろ本題へ。
安達の代わりにショート、誰が守る
ってな話になったとき、何か忘れ去られてる気がしたんですよね。
いろいろ見てたんですが
セルフ戦力外になっている木村昇吾を取るとか
どこでも守れる原拓也(うまいとは言っていない)
を守らせるか
中村紀洋を戻すとか(それは出てないか…)
なんて言ってましたが、みなさん、忘れてませんか?
アメリカ帰りのあの方がショート守ってたこと
なんで俺がショート守るって話でえへんねん
ってオラつけて怒ってるかわかりませんが、この方ですよ。
中 島 宏 之(旧・裕之)
もう忘れ去られてしまっていますが
松井稼頭央の移籍後
ライオンズのショートは10年は安泰
なんて言われてたこと、 もう誰も覚えてないんだな。
とちょっと悲しくもなってしまいました…
西武時代には、今よりも引き締まった体で、そこそこ守れていたんですがね(当時から守備範囲の狭さは指摘されていましたが)
素人目には華やかに写る守備は間違いなくプロの守備としては通用していたんじゃないかと思います。
地味ながら、ワクワクさせてくれる選手が離脱してしまったこと。
ぁあ、アメリカ遊学なんてしなければ(笑)
同時に、かつて同じポジションで栄華を誇った選手が過去の人のような扱いになってしまったことに隔世の感を感じずにはいられないのでした。
とにもかくにも、絶対的ともいえるレギュラーが離脱してしまったオリックス。
安達選手の1日も早い快復を願いたいと思います。
ベッキー•ゲス川谷の件に思う LINEというソーシャルメディアの恐怖
センテンススプリング!
本当に言ったのかどうかはわかりませんが…笑
仮に芸能界で食いっぱぐれたとしても、コピーライターとして食って行けそうですね。笑
なんて芸名隠して、本名でやれば芸能界()で培ったコネクションを活かして大手広告代理店も夢じゃない、なんて思ってしまった、ゲスの極み大人(20代男性)です。
まさに名は体を表す…
というかもうどうしょうもない感じですね。笑
2人の不貞をあれやこれやというつもりはないんですが、それにしてもなんだかお粗末きわまりない感じがしまして。
なんたって
LINEにものすごい証拠残してるわけですから
今回の件を見てて、LINEってツール、そして活字がいかに危ないものなのかということを思い知らされましたね。
この件について、セキュリティ的な観点から思ったコトを書いて行きたいと思います。
文字に残すことの恐怖
まずこれなんですよね。
基本的に、まずバレたら都合の悪いことを活字に残してしまう感覚。
これはLINEに限った話じゃないんですが、こういったことを活字に残す事のリスクを全く認識してないんですよね。
メールだろうとLINEだろうと文字にした時点で、文脈とか抜きに切り取られてしまった時のリスクだってあるわけじゃないですか。
ましてや芸能人という、メディアも相手にしている仕事。
ならばコトが不倫であろうとそれ以外のことであろうと、オフィシャルなもの以外はあまり文字にしないことがベストなんだな。
それがたとえ、友人同士でのコミュニケーションであったとしても。笑
やり取りは電話で。これが自分の身を守る最大の方法なような気がします。
LINEの「見られる」リスク
今回の件は、恐らく関係者からの漏洩といわれています。
まず、暗証番号がわかれば誰だって見ることができますもんね。
アプリケーションでのやり取りをするということは、常にこのリスクを抱えているわけです(もっとも、これはメールなども同様ですのでLINEに限った話ではないですが)
こういうアプリケーションで見る場合、更にハイリスクなのが
1回ID•パスワードがわかれば、ずっと見続けられる
という点。
今回のリークって、川谷絵音のLINEのID•パスワードを外からでも見ることができる状態に置かれていたからこうなったんじゃないかと思うんですよね。
そもそもの話ですが、前回のリークはたまたま何かのタイミングで携帯を開いたら出てきたということだと思っていました。
例えば、川谷絵音が風呂に入っている間に妻が携帯を開けて、LINEを見ることができた。こんな状況です。
この場合であれば、携帯電話=その場にある
ためにやり取りを見ることができた。これならまぁわからなくもないでしょう
ですが、今回の件については会見後のLINEが出てきた。
これって、PC等、本人の携帯電話以外のチャネルからLINEに入るためのセキュリティを突き破っていることが考えられるんですよね。
今回は不倫という行為なので、どうやってリークしたのか?
という情報漏洩よりも不貞行為に目線が移っています。
ですが、他人ごとではないのは
送受信している内容を恒常的に見られている可能性がある
という点なんです。
不貞行為なんて他人のロマンスほっといて、みなさん賢者になれ
ちょっと意識高めにこんなことが言いたいワケです。
同調圧力も多いのでついつい使ってしまうLINE
いつ、どこで誰に見られているかわからないツールだったりもします。
便利なものなので、全く使わないというわけにはいかないと思います。
ですが
漏洩されると危険な機密情報はLINEでやり取りしない
今回の件から学べることは、ズバリこの点ではないでしょうか
同調圧力に負けるな!さぁ、みんな電話でやり取りしよう
結構な理想論語ってますが…笑
今の時代、LINEでの連絡が基本になったりで面倒だったりするんですよね。
でもね、ある時思ったんですよ
必要な連絡する人って、メルアドも電話番号も知ってる
ってことは、わざわざLINEでやり取りしなくてもどうにかなるんですよね。
入ってない人を化石のように扱う人もいるんですけど、自分にとって大事な情報は主に電話でやりとりしたらいいんじゃないかと。
その方が文字の推敲する時間も省けるし、LINEが誰かに乗っ取られたりなんてこともないわけですよね。
なんか文章があっちいったりこっちいったりしてきましたね…
とにもかくにも
- 重要なことはLINEで連絡しない
- ってかそもそもLINE使わなきゃ情報漏洩のリスクもないじゃん
ってことをあの二人が高い代償を払って、我々に示してくれたんじゃないか。
- 情報のやり取りのあり方を見直す、いい機会なんじゃないかと思ったのでした。