次世代を担う超コンパクト電気自動車で楽しむ飛鳥観光 MICHIMOを使ってみた
基本、観光地での移動は自転車なんですが、最大の敵は雨。
雨やなー、どないしよー。
と雨が降り出すとともにテンションもだだ下がりなんてこともしょっちゅう…笑
私のような変わり者の話はさておき、観光地に行くとやはり
レンタカーがあるかないか
というのは結構大事な問題ですよね。
今回は、奈良県の南部、橿原市や明日香村を巡るのにとっても便利でかなりユニークなレンタカーをご紹介したいと思います。
一見観光案内所のようにも見えるこちらです
MICHIMOと書いてある。そして結構オシャレ
観光案内所のように見えますが、こちらがレンタカーの受付です。
電気自動車、それも2人乗りの
なんかこれだけで、とりあえず普通ではできない体験ができそうだと思いませんか?
(ちなみに私ははじめてみたとき、値段のこと、そして、何より自分自身がペーパードライバーであることも忘れて乗ることを即決してました。笑)
気になるお値段ですが
3時間で3,000円
5時間で4,750円
1日で8,000円
(いずれも税別)
で借りることができます。
ちなみに、こちらがロゴマーク
飛鳥なだけに、飛ぶ鳥を意識しているのでしょうか。
赤色のバックに、羽を広げて飛ぶ鳥がとてもクールなデザインです。
そして車体がこちら(デーン!)
とてもコンパクト!!!
そして、未来の乗り物のようなクールなデザイン!!
2人乗りなんですが、運転席の隣に助手席はありません。
前•後ろと2列に並んで乗る形となります。笑
ちなみにこの車体は日産とルノーが共同開発をしたもの。
窓ガラスや車両の技術等、ルノーのものが用いられているそうです。
そして、特筆すべきは扉の開き方。
まるで昔テレビアニメで見た未来型の乗り物のように、なんと上に開くんです
(そして、後ろからみると尚更コンパクト感が際立ちます)
サイドブレーキの位置やウインカーの出し方など、基本操作を教えてもらったら出発進行
ちなみに、運転中に迷うことがないよう、i Padを貸してくれます。
専用のアプリが入っており、スポットやルートガイドなどを、グーグルマップと連動させながら案内してくれます。
なお、運転できる範囲が法令で決められているようなのでご注意を。
決められた範囲を出そうになると、アプリが案内してくれるので指示に従って走行するようにしましょう。
今回、目指したのは平安京、平城京よりも昔の都であった藤原宮跡。
どんな所なのか、一度行ってみたかったので車を走らせ向かってみました
その結果がこちら
とにかくのどか
ここに超時代型の乗り物を置いていると、さながらタイムマシンか何かに乗って太古の時代に来たかのような気分を味わうことができます。
ちょっと違うところ行こうぜ
と、この車二台も通れないような畦道のど真ん中で引き返すことに。笑
こんな狭い場所で力を発揮するのが、この車
自転車のようにスイスイ小回りが効く!!
というわけで、目的地をスムーズに変更し、向かうは中世に栄えた寺内町•今井町です。
武家造りの旧家や、木造の家屋などが数多く残っており、ふらっとお散歩をするのにはオススメのエリア。
なお、今井町のエリア内は車で入ることができないので、こちらの資料館の駐車場に車を停める必要があります。(MICHIMOだと無料で停められます)
ちなみにこの建物。かつて、 高市郡の教育博物館として建てられ、現在は歴史資料館となっています。
こちらの駐車する際、小回りが効きすぎるあまり、ハンドルを切りすぎてしまうこともあるのでご注意を(笑)
この辺りで車を撮ると、テレビCMなどで見そうな感じの光景になります。笑
ここから南へ2キロほどで橿原神宮へと行くことができるので、橿原神宮も合わせて回ると時間的にはちょうど3時間くらいで回れます
今回は橿原市内を巡ることにしたため、紹介した場所は橿原市内がメインとなりましたが、石舞台古墳のある明日香村などへもこの車で行くことができます
(明日香村は、よければこちらもご参照ください)
20dainonihonshu.hatenablog.com
次世代の乗り物に乗って、日本の古代史の中心を巡る。
タイムマシンに乗って未来の世界から、古代へとやってきたような気分を味わいながら観光するのは、知的好奇心をくすぐられる楽しさがあります。
観光の足として、そして次世代の乗り物に乗るような感覚として…。
これで巡れば、きっと今までにない特別な感覚が味わえるはずです。
MICHIMOの詳しい情報はこちら
MICHIMO | 奈良県・飛鳥地方の2人乗り「超小型モビリティ」レンタルサービス