京都で紅葉を楽しむ方法を、元・Twitterの中の人目線で紹介する
今週のお題「お気に入りの紅葉スポット」
朝晩の冷え込みがだんだんと厳しさを増していくとともに
各地の紅葉も少しづつ色づいてきましたね。
京都の紅葉ももうすぐ見ごろ。美しく染まるモミジを一目見ようと、遠方からおでかけされるという方も多いのではないでしょうか?
というわけで、京都の観光情報等を扱うTwitterの中の人を先日までやっていた私なりに
---------------------------------------------
1.京都の紅葉の楽しみ方
2.京都の紅葉の名所
3.以外と知られていない穴場
-------------------------------------------------
というトピックとともに、ご紹介したいと思います。
1.京都の紅葉の楽しみ方
とにもかくにも、京都の紅葉を楽しんでいただくために
眠い目をこすってでも、早起きして訪れる
ということをオススメします。
理由は
①朝のモミジはを昼よりも水分を含んでいて、みずみずしい
②訪れている人が少ないのでゆっくりと見ることができる
からです。
ちなみに、清水寺はこの時期は6時から、東福寺も臥雲橋から紅葉を見ることができます。
昼間に訪れると、紅葉を見ようとやってきた観光客がたくさん押しかけ
まるでテーマパークのようになるので
なんとしても行きたい
というスポットは早い時間帯に訪れると結構ゆっくり楽しめます。
午前中に紅葉狩りのスポットを3~4か所程度めぐり、お昼からは京情緒あふれるカフェなどでゆったりと時間を過ごすのがオススメのめぐり方です。
-----------------------------------------------------------------------------------------
早朝から紅葉が見れるスポット
清水寺 朝6時(開門)
東福寺 臥雲橋は開放 ※通天橋からは8時30分~
南禅寺 境内は開放 ※有料の箇所は8時30分~
-------------------------------------------------------------------------------------------
2.京都の紅葉の名所
京都の紅葉の名所。といえば数えきれないくらいありますが、
私がオススメする紅葉の名所は早朝の南禅寺界隈です。
このレンガ造りの水道橋、南禅寺 水路閣と紅く染まった紅葉のコントラストが他のどの場所よりも趣があるように感じられます。
水路閣とともに、南禅寺へ訪れた際にぜひおすすめしたい、あまり知られていない?かもしれない紅葉の名所が塔頭の天授庵。
京都の他の社寺と比べるとモミジの木が若々しく、見ごろの頃の赤さが一段と輝いているのがこちらの紅葉の特徴。
建物からみる紅葉も、まるで絵画の中に入り込んだかのような美しさが味わえるので、他の社寺とは違った趣から楽しむことができます。
池泉回遊式の庭園からは、渓谷の中にいるかのような雰囲気のなかで、美しく色づく紅葉を楽しむことができ、一つの寺院の中にいながら、様々な景色を堪能できます。
秋の京都で毎年うんざりさせられる
市バスの殺人的な混雑と遅延とも無縁というのも魅力的です。
3.意外と知られていない穴場
紅葉狩りとは、ただ目の前に広がる美しさを眺めるだけでなく、やはり様々なことを感じながらその美を味わいたいもの。
行列の波にのまれ、ただ眺めているだけで紅葉狩りが終わってしまった。
なんて経験もあるのではないでしょうか。
たくさんの人が訪れる京都のなかでも、まだあまり知られていない、ゆったりと紅葉が楽しめるスポットをご紹介します。
養源院
京都駅から東へ歩いて15分ほど、三十三間堂や京都国立博物館の近くにある養源院。
以前放映された大河ドラマ「お江」ゆかりの寺院でもあるのですが、小さな境内に人はまばらで、ゆったりと眺めることができます。
紅葉もあまり人が訪れていないからか、状態もよく燃えるような赤さの紅葉が楽しめます。
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000229
多くの人が訪れる天龍寺などからかなり外れた場所にひっそりとたたずむこちらのお寺。
紅葉が見ごろの時期も美しいのですが、最もオススメなのが落葉の時期
ただでさえ穴場感のある場所なのですが、さらに落葉の時期という誰も訪れないような時期が美しいので、穴場度はかなり高いのではないかと思います。
宝泉院
京都の奥座敷・大原にひっそりとたたずむこちら。
両側の柱が額縁のように見え、そこから眺める紅葉が絶景です。
早朝の大原は本当にひっそりとしているので、訪れる難易度の高さから穴場として紹介したいと思います
あとがき
いかがでしたでしょうか?
楽しみ方、名所、穴場と紹介していきましたが、どの場所を訪れるにしても早朝に眺めるのがオススメだと思います。
「早起きは三門の徳」といいますが、京都の紅葉狩りではまさにこの言葉通り、
一日の中で最も美しい景色をお楽しみいただけることでしょう。
拙い内容ですが、京都へ行く予定の方、これから京都へ訪れようとしているみなさまのお役に立てれば何よりです。