【本のソムリエが選ぶこだわりの書店】 大和郡山 とほんに行ってみた
片桐氏の城下町として栄え、隆盛を誇ったこの街の閑かな商店街のなかに「本のソムリエ」が選ぶ本屋さんがあるのをご存知だろうか?
近鉄 郡山駅から南東へおよそ5分ほど歩いたところから南北に続く柳町商店街。
金魚の入った公衆電話ボックスが有名なこの商店街の一角にあるのが
とほん
という小さなお店。
元々は書店員をしていた店主の砂川さんが、2年ほど前にこの地で開催されたアートイベントの際に現在の場所を借り営業をはじめたのだとか。
およそ6畳ほどの小さなスペースには、10数年書店員を経験した「本のソムリエ」な店主がセレクトした書籍と雑貨がジャンルごとにきれいに並べられています。
(書店というと「写真撮影不可」なところが多いのですが、こちらのお店は外観の撮影に関して許可をいただけました)
奈良の本屋さん。ということもあって奈良に関連した書籍や
店主が好きなジャンルだという星や宇宙をテーマにした書籍等が並べられています。(余談ですが店主いわく、文系なので天文学とかには興味がないのだとか。)
雑貨なんかは「思わずかってしまう」心をくすくすと揺さぶられるこんな可愛らしいもののほか、大切な友人への贈り物に付けておくと心をグッと掴めること間違いなし!な付箋なども販売されています。
ちなみにこちらの商品は保湿用のワセリンなんですが、店主が
「奈良でこんなおもろいもの作られてるのに置いてないなんてあかん!」
てなことで店に入れることにしたのだとか。笑
パッケージには力士さんが描かれていて、ユーモアあふれるデザインになっています。
奈良にちなんだものというと、さっきのワセリンの他にこんなものも。
ん?番付表?と奈良にどんな関係が?と思ったかもしれません。
この番付表、相撲の番付表ではなく、大和郡山市で毎年開催される
「金魚すくい大会」の番付表なんです(笑)
しかもデザインが優れていることもあって、結構人気なんだとか。
こちらが店主の砂川さん。
書店員さんだけでなく、お店を閉めた後はライターさんも兼ねているということもあって時々お店に写真を撮りにいったりするのだとか。
とっても気さくな方なのですが、「ライターやって人撮ったりするのに撮られた時はどうしたらいいのかわからんわ〜」とちょっぴりシャイな一面も見せる方でした。
閑静な城下町の一角に、こだわりの詰まった本が並ぶ「とほん」さん。
本好きな方はもちろん、そうでない方も店主のこだわりのラインナップに、店主の書店員ならではの知的なトークに魅了されること間違いなしなステキな場所です。
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